セリエAは10日、第12節2日目を行った。首位のローマはホームでサッスオーロと対戦した。前半19分にFWアレッサンドロ・フロレンツィの突破からオウンゴールを誘発し先制したローマだったが、終了間際の後半アディショナルタイムに悲劇。ゴール前で混戦となったボールをFWドメニコ・ベラルディに押し込まれまさかのドロー。前節のトリノ戦で引き分け、開幕連勝が10でストップしたローマだが、またも勝ち点1を積み上げるにとどまった。

　ローマを追う2チーム、勝ち点28で並んでいたユベントス対ナポリの上位対決は、ホームのユベントスが3-0で快勝した。前半2分にFWフェルナンド・ジョレンテのゴールであっという間に先制したユーベは、後半29分にMFアンドレア・ピルロが直接FKを決めて加点。同35分にはMFポール・ポグバがダメを押し、完勝した。これでユベントスは首位ローマに勝ち点1差に詰め寄った。

　不調にあえぐミランは今節も敵地で最下位キエーボ相手にスコアレスドロー。再三の決定機も決めきれず、迷走状態は続く。フィオレンティーナはホームでサンプドリアに2-1で勝利し、5位に浮上。ラツィオは敵地でパルマと1-1で引き分け、順位を8位に落としている。

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