ブラジルW杯予選大陸間プレーオフ第1戦が13日に行われ、北中米カリブ海予選4位のメキシコはホームでオセアニア代表のニュージーランドに5-1で圧勝した。メキシコは6大会連続15度目のW杯本大会出場へ大きく前進した。

　試合は前半32分、ゴール前混戦からMFアギラルがこぼれ球に詰めて、メキシコが先制に成功。同38分にもアギラルが追加点を奪ったかに思われたが、これはオフサイドの判定。それでも同40分にCKからゴール前のFWラウール・ヒメネスがシュートを決めて、メキシコが2-0と差を広げた。そのまま前半を折り返す。

　後半に入ってもメキシコは攻撃の手を緩めない。後半3分にはグラウンダーの左クロスにFWオリベ・ペラルタが合わせ、3-0。さらに同35分にも再びペラルタがヘディングシュートを決めて、4点差に突き放す。4分後の後半39分には、CKからDFラファエル・マルケスが5点目を決めた。

　直後の同40分にはニュージーランドが意地を見せ、途中出場のMFクリス・ジェームスが1点を返すも、そのまま試合は終了。国内組で編成されたメキシコがホームで5-1で大勝し、W杯本大会出場へ大きく近づいた。第2戦は20日にニュージーランドのホーム・ウェリントンで行われる予定となっている。

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