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ベルギーのビルモッツ監督、日本で欲しい選手は「カガワ」

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 ベルギー代表は18日、試合会場のボードワン国王スタジアムで公式練習を行った。MFマルアン・フェライニ(マンチェスター・U)、FWエデン・アザール(チェルシー)らがハーフコートでのボール回しやクロスからのシュート練習などで汗を流し、19日の日本戦に向けて最終調整した。

 練習後にはマルク・ビルモッツ監督が記者会見を行い、「日本にはヨーロッパでプレーしているカガワ、ホンダ、ハセベ、オカザキら良い選手がいる。速いプレーが特長で、警戒しなければならない」と分析した。

 ビルモッツ監督は現役時代、2002年の日韓W杯グループリーグでベルギー代表の一員として日本と対戦。先制点となるバイシクルシュートは日本のサッカーファンにも鮮烈な印象を残している。

 03年に現役を引退し、EURO2012後にベルギー代表のアシスタントコーチから監督に昇格。ブラジルW杯欧州予選は8勝2分の無敗でグループAを首位通過し、自身が選手として出場した日韓W杯以来、3大会ぶりのW杯出場に導いた。

 日韓W杯の思い出を聞かれ、「10年も昔のことで、過去について語るのは難しい」と答えた指揮官は日本の成長についても「10年前と比べるのは難しいが、攻撃にいい選手がいると思う」と語るにとどまった。

「日本の選手で自分のチームに加えたい選手はいるか?」との質問には「一人選べるならカガワだ」と即答。「ドルトムントでも良いプレーをしていた。その質問に答えるのであれば、カガワというのが私の選択だ」と、FW香川真司(マンチェスター・U)の名前を挙げた。

(取材・文 西山紘平)

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