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ロビーニョが決勝弾、ブラジルがチリに競り勝つ

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[11.19 国際親善試合 ブラジル2-1チリ]

 ブラジル代表は19日、カナダ・トロントでチリ代表と国際親善試合を行い、2-1で勝利した。

 前半14分、ブラジルはMFオスカル(チェルシー)が高い位置でボールを奪うと、FWフッキ(ゼニト)にラストパス。フッキが左足で豪快にゴールネットを揺らし先制に成功した。

 だがチリも後半26分、ゴールキックをFWジャン・ボーセジュール(ウィガン)が頭で落とすと、FWエドゥアルド・バルガス(グレミオ)が右足を一閃。ブロックに入ったDFダビド・ルイス(チェルシー)が死角になったこともあり、GKジュリオ・セーザル(QPR)は一歩も動けず。ミドルシュートが左隅に収まり、ブラジルに9月のポルトガル戦以来、4試合ぶりの失点を食らわせた。

 しかし今のブラジルは強い。同点とされた直後にFWロビーニョ(ミラン)がゴールネットを揺らす。これはオフサイドで取り消されたが、迎えた34分、FWネイマール(バルセロナ)が粘って右サイドを駆け上がったDFマイコン(ローマ)にパス。クロスはファーサイドに走り込んだロビーニョにピンポイントで合い、ブラジルが勝ち越しに成功。ロビーニョの2011年8月10日ドイツ戦以来、約2年3か月ぶりの代表戦ゴールで南米予選を勝ち上がった曲者チームに競り勝った。

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