チームの復調を実感

　マンチェスター・ユナイテッドのデイビッド・モイーズ監督は、同クラブのかつてのスターで現レアル・マドリーMFクリスティアーノ・ロナウドと一緒に仕事をする希望を心に抱いているようだ。イギリスメディアが伝えている。

　C・ロナウドは、ポルトガル代表として臨んだスウェーデンとのワールドカップ(W杯)・欧州予選プレーオフ2試合で4ゴールをマークし、ポルトガルにW杯出場権をもたらした。同選手は、今年度のFIFAバロンドール受賞の有力候補にも挙げられている。

　2009年にユナイテッドを離れたC・ロナウドは、今年9月にマドリーとの契約を2018年まで延長したばかりだが、モイーズ監督は諦めてはいない様子だ。

『MUTV』に対しモイーズ監督は、「ユナイテッドの誰もが、この世界で彼がベストだと話すだろう。彼と一緒に仕事をする幸運には恵まれていないが、いつか実現してほしいという希望はある」と話している。

　C・ロナウドとユナイテッドでチームメートだったMFアンデルソンは、「彼を見ると、簡単にやっているように見えてしまうね。彼は常にゴールを決めている。火曜日にはハットトリックを決めた。信じられない選手だよ。僕にとっては、世界のベストだね」と称えている。

　一方、モイーズ監督はユナイテッドが調子を取り戻しつつあると、タイトルを争う他クラブに忠告している。

「選手たちは、私に何ができるのかを示してくれている。ユナイテッドは、これまでに何度もスロースターターであることを示してきた。私の率いたエヴァートンもスロースターターだったが、本来の力を発揮し、リズムを見出し始めているよ」

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