beacon

イブラヒモビッチの精神力をたたえるブラン

このエントリーをはてなブックマークに追加

W杯予選敗退も影響せず

 パリ・サンジェルマン(PSG)のローラン・ブラン監督は、23日に行われたリーグアン第14節のランス戦で活躍を見せたFWズラタン・イブラヒモビッチの精神力をたたえている。

 リーグ中断中に行われたブラジル・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフでは、イブラヒモビッチを擁するスウェーデン代表はポルトガルに敗れて本大会出定を逃した。クラブでのプレーへの精神面での影響も懸念されたが、ブラン監督は試合前にもイブラヒモビッチがショックを引きずることはないと主張していた。

 その監督の言葉通り、イブラヒモビッチはランス戦で活躍。MFルーカスの先制点をアシストしたのに続いて、終了間際には相手のミスを突いて自らゴールを奪い、3-0の快勝に大きく貢献した。

 試合後にイブラヒモビッチを称賛するブラン監督のコメントをフランスメディアが伝えている。

「W杯予選を突破できなかったことで、彼は良い状態ではないだろうと思われていた。彼自身の心の奥では落胆しているはずだが、彼は生まれついての勝負師だ。そこに勝負があれば、彼はそこにいる。雄叫びを上げ、力を振り絞り、モチベーションを高められる。それはチームの中で非常に重要なことだ」

 リーグアン首位を快走するPSGは、14試合を戦い終えて10勝4分けの無敗。だがシーズンを通して無敗を維持することが可能だとはブラン監督は考えていないようだ。

「我々は野心を抱いてここに乗り込んできて、論理的な勝利を収めることができた。我々がつまずくのを期待している者もいるだろうが、それはいつの日か起こるだろう。だが今の流れをできるだけ長く続けられるようにしたい。監督としてはこういう時期を大切にしなければならない」
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP