自分がベストだと分かっていると主張

　パリ・サンジェルマン(PSG)は27日、チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第5節でオリンピアコスと対戦し、ホームで2-1と勝利を収めた。先制点を挙げたFWズラタン・イブラヒモビッチは、バロンドールのことは考えていないと話している。

　7分にイブラのゴールで先制したPSGは、80分に同点とされたものの、終了間際の90分にFWエディンソン・カバーニが勝ち越し弾。グループ首位での決勝トーナメント進出を決めている。

　試合後のイブラヒモビッチのコメントを、フランス『レキップ』が伝えた。

「(ベスト16進出に)満足しているよ。良い試合だった。前半は僕らが見事なプレーをしたね。後半は違ったけど、僕らは気迫を見せた」

「CLでの目標?　僕らの目標はグループステージ突破だった。それを達成したね。次はどこと戦うのか、抽選を待たなければいけない。でも、今後の試合に向けて、僕らはハードワークしている」

　イブラヒモビッチはこの日のゴールで今季のCLでの得点数を8とし、レアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドと並んだ。PSGのナセル・アル・ケライフィ会長は、イブラヒモビッチがバロンドールに値すると話している。

「いいや(笑)、僕は考えていないよ。僕にとって重要なことじゃない。自分がベストだと知るのに、このトロフィーを獲得する必要はない」