[1.18 リーガ・エスパニョーラ第20節 ベティス0-5レアル・マドリー]

　リーガ・エスパニョーラは18日、第20節を行い、3位レアル・マドリーは敵地でベティスと対戦し、5-0で快勝した。FIFAバロンドール(年間最優秀選手賞)を受賞したFWクリスティアーノ・ロナウドの公式戦2試合連続ゴールやFWカリム・ベンゼマのレアルでの公式戦通算100ゴール目など攻撃陣がそろって結果を残した。

　レアルは前半11分、左サイドからドリブルでカットインしたC・ロナウドがエリア外から右足を振り抜く。ゴール右上に突き刺さる弾丸ミドルにGKは一歩も動けず。13日に5年ぶり2回目となるFIFAバロンドールを受賞し、15日のコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)5回戦第2戦・オサスナ戦(2-0)で直接FKを決めた“世界一の男”が公式戦2戦連発となる先制点を奪った。

　前半25分にもMFガレス・ベイルが左足で直接FKをゴール右上隅に流し込み、追加点。またしてもGKが一歩も動けない鮮やかな芸術FKだった。前半アディショナルタイムにはディ・マリアの左クロスからセカンドボールを拾ったMFルカ・モドリッチがPA内に切れ込み、鋭い切り返しでDF2人を振り切ると、マイナスに落としたボールをベンゼマが右足で押し込んだ。ベンゼマの今季10得点目がレアルでの公式戦通算100ゴールとなり、前半だけで3-0とリードを広げた。

　後半もレアルの一方的な試合展開となり、後半17分、モドリッチの右CKからこぼれ球をディ・マリアがPA手前から左足ダイレクトでシュート。地を這うようなグラウンダーのミドルシュートをゴール右隅にねじ込み、4-0と試合を決定づけた。後半アディショナルタイムにはDFマルセロの左クロスからオーバーヘッドで狙ったC・ロナウドのシュートのこぼれ球を途中出場のFWアルバロ・モラタが左足で押し込み、5-0。3試合連続の完封勝利で4連勝を飾ったレアルは10戦負けなし(9勝1分)で勝ち点を50に伸ばし、暫定ながら明日19日に試合を控えるバルセロナ、アトレティコ・マドリーと勝ち点で並んだ。

---

▼関連リンク
リーガ・エスパニョーラ2013-14特集