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マタのユナイテッド移籍に理解を示すモウリーニョ

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 マンチェスター・ユナイテッドへの移籍手続きが完了したMFフアン・マタについてチェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は「私は彼の決断を理解している」と語った。クラブの公式HPが指揮官のコメントを伝えている。

 ユナイテッド史上最高額の3710万ポンド(約62億5000万円)で完全移籍が決まったマタ。シーズン途中での同じプレミアリーグのライバルへの移籍となったが、モウリーニョ監督は「どこに放出しても同じ状況だった。ユナイテッドに移籍させないにしても、アーセナル、トッテナム、シティ、リバプールに移籍するならば同じだ」と指摘する。

「オファーが届いて、後はフアン(・マタ)がどこに行くか決めるべきだろう。ユナイテッドはビッグクラブだ。彼はチェルシーにいることに幸せを感じていなかった。しかしプレミアリーグでプレーすることを望んでいた。そして迫り来るW杯のためにも、プレーしたいと考えたのだ」

 昨季はプレミアリーグ35試合に出場し、11得点を記録。2シーズン連続でクラブの年間最優秀選手賞を受賞し、チェルシーに移籍した過去2シーズンで32ゴール28アシストを挙げている。しかし、今季は出場機会が減少し、ここまで13試合の出場にとどまり、ゴールはなかった。

 モウリーニョ監督は「彼は今のチームのファーストチョイスがウィリアン、オスカル、アザールだと理解していた。だから移籍を考慮し始めたのだ。そして自分自身のために最高の環境を選んだ。それが、ユナイテッドへの移籍を決断した理由だ。私は彼の決断を理解している」と話している。


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