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ハーフナー先発復帰のフィテッセ、先制も追いつかれダービー戦ドロー

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[1.26 エールディビジ第20節 フィテッセ1-1NEC]

 エールディビジは26日、第20節を行った。FWハーフナー・マイクの所属するフィテッセはホームでNECとヘルダーラント・ダービーを戦い、1-1で引き分けた。勝ち点を41に伸ばしたフィテッセは、暫定首位に浮上。リーグ戦は第9節・フェイエノールト戦(1-2)以来、11試合負けなし(8勝3分)となっている。

 昨年12月7日に行われた第16節・PSV戦(6-2)でハーフナーとの接触プレーにより、オランダ代表MFスタイン・スハールスが全治6週間の負傷を負った。このプレーが危険なプレーと判断され、ハーフナーは公式戦3試合の出場停止処分を科せられていた。

 公式戦4試合ぶりの先発復帰を果たしたハーフナーは、前線からのプレッシャーや高さで攻撃の起点となり、フィテッセが試合を優位に進める。前半29分、FWクリスティアン・アツの右CKをDFディン・モリが頭で合わせ、先制点。直後に決定機を作られるが、DFケルビン・レールダムがしっかりクリアし、1-0で前半を折り返した。

 後半に入るとNECも攻勢を強め、フィテッセは攻めあぐねる時間が続き、ハーフナーにもなかなかボールが入らない。後半17分にはNECのカウンターからMFファン・デル・ヘイデンがクロスをカットしたボールがあわやオウンゴールとなったが、右ポストを叩いた。しかし、同27分にPA内でファン・デル・ヘイデンのクリアミスから失点し、1-1の同点に追いつかれた。

 フィテッセは勝ち越しゴールを狙い、攻め込むがゴール前を固めるNECの守備を突破することができない。途中出場のMFバートランド・トラオレが果敢にミドルを放つが枠を捉え切れない。後半アディショナルタイムにも右CKからレールダムがヘディングシュートを放つがGKの好守に阻まれ、試合はそのまま1-1で終了。フィテッセは勝ち点1を獲得するにとどまった。


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