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「本田の謎」 伊メディアが今後に疑問

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セードルフ監督のシステムに適応できず?

 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が、ミランMF本田圭佑を取り巻く状況が難しくなっているとの見解を報じた。

 サッスオーロとのデビュー戦でゴールポスト直撃のシュートを放った本田は、続くコッパ・イタリアのスペツィア戦で初先発を果たし、移籍後初ゴールも記録した。だが、その後徐々に存在感を失い、カリアリ戦では決勝点をアシストしたものの、前節トリノ戦では決定機を外すなどしてメディアから酷評されている。

 8日のナポリ戦でベンチスタートとも報じられた本田だが、MFカカの体調不良で再び先発出場の可能性が浮上。だが、今度は本田自身が胃腸炎に苦しめられ、ナポリ戦を欠場することが決まった。

 しかし、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は8日、「本田の謎 今日はウィルス、明日は多くの疑問」というタイトルの記事を掲載。胃腸炎による欠場だが、クラレンス・セードルフ監督はナポリ戦でいずれにしてもトリノ戦と異なるメンバーで臨む見込みだったとし、本田とカカのポジションが問題だと報じている。

『ガゼッタ』は、カカと本田がサイドでベストを発揮できる選手ではなく、どちらかが適応しなければならないと主張。「このプロジェクトにおいて本田はミステリアス」だとして、適切なポジションを見つけられていないと指摘し、「本田の株は現時点で下がっている」と伝えた。

 MFリッカルド・モントリーボが4-2-3-1の2列目に上がる可能性や、「唯一アンタッチャブルなのはカカー」、「(アデル・)ターラブは監督が喜んでいる補強」とあって、本田とモントリーボ、FWロビーニョ、MFリッカルド・サポナーラが、毎回ポジションを争わなければいけない状況になるのではないかと報じられている。

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