マンチェスター・ユナイテッドのFWウェイン・ルーニーは、スコアレスドローに終わった12日のアーセナル戦が今後につながる勝ち点1になったと考えているようだ。

　ルーニーはクラブの公式HPでアーセナル戦について「よくやったと思う。大きな勝ち点1だよ。アーセナルは良いチームだけど、今回はよく守れた。チャンスに点を決められていたかもしれなかったしね」とコメント。「いつだってアウェーのアーセナル戦は難しい。勝ち点1という結果はまずまずだと思うから、自信を持たないと。今年に入って調子の波が激しいけど、アーセナル戦をきっかけに状態を上げていきたい」と、今後につなげていきたい考えだ。

　チームは2月の3試合で勝利がなく(2分1敗)、2014年に入ってからも2勝2分3敗と低調な試合が続いている。今後は22日のクリスタル・パレス戦を挟み、25日に欧州CLのオリンピアコス戦、3月1日にはマンチェスター・シティとのダービーマッチと続く。

「チャンピオンズリーグもあるし、強豪とのリーグ戦もある。すごく楽しみにしているんだ」と話すルーニーは「次の試合まで少し時間があるから、しっかりと準備をして、ビッグマッチに臨みたい」と、アーセナル戦から中9日空くインターバルを有効活用するつもりだ。

　チームは気候が温暖な中東で短期キャンプに入った。「チームメイトと一緒に時間を過ごせるのは良いことだよ。自宅にいるときは練習場との行き来になって、家に帰れば家族がいるけど、今回のようなキャンプではチームメイトと時間を過ごせるからね」。この合宿がチーム状況を好転させるきっかけとなるか。ルーニーは「普段とは異なる環境だから、良い練習をして、クリスタル・パレス戦、チャンピオンズリーグを迎えたい」と力を込めた。

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