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コンテ、ブーイングを浴びたジョヴィンコを擁護

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観客の反応に怒り

 ユベントスのアントニオ・コンテ監督が、FWセバスティアン・ジョヴィンコに対する本拠地ユベントス・スタジアムのファンのブーイングに怒りを見せている。

 ミッドウィークにヨーロッパリーグの試合を控えていることもあって、コンテ監督は16日のキエーボ戦でFWカルロス・テベスではなく、ジョヴィンコを先発で起用した。今季のセリエAで11試合出場1得点に終わっているジョヴィンコは、ゴールに絡めずに71分にベンチへ呼び戻された。

 スタンドの観客はジョヴィンコのプレーに不満を示すべく、ブーイングを浴びせた。すると、ジョヴィンコはこれに怒り、ドレッシングルームへ直接向かおうとする。コンテ監督の下では、負傷した場合を除き、交代した際にベンチに座らないことは認められていない。

 すると、コンテ監督はジョヴィンコを後ろから抱き支え、スタンドのリアクションに反発。ジョヴィンコを擁護しつつ、ベンチに座らせた。イタリア『トゥットスポルト』によると、コンテ監督の行動を受け、ブーイングをしていた一部ファンは拍手に切り替えたという。

 コンテ監督は試合後、ジョヴィンコの一件について次のように述べている。

「ジョヴィンコに対するこの風潮は理解できない。私はこういったことに本当に失望している。コメントもしたくない」

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