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不振のHSVを警戒するクロップ

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ドルトムント、ロイス復帰の見込み

 ドルトムントは22日、ブンデスリーガ第22節でハンブルガーSV(HSV)と対戦する。ユルゲン・クロップ監督は、不振が続いて監督を代えたHSVに警戒を示した。

 前節でブラウンシュバイクに敗れ、リーグ戦7連敗中のHSV。DFBポカールを含めて8連敗、リーグでは降格圏の17位に位置するなど、深刻な危機にある名門は、15日にベルト・ファン・マルヴァイク監督を解任し、17日にミルコ・スロムカ新監督を招へいしている。

 クロップ監督はHSV戦に向けた会見で、次のように語った。ドイツ『ベストドイチェ・アルゲマイネ』が伝えている。

「外から見ている限り、今のHSVはいろいろな要素を全面的に変えようとしているようだ。最近の彼らの試合の調査は、おそらく役に立たないだろう。彼らがどういうフォーメーションで来るかは、メンバーシートを手にするまで分からない。新監督が就任したばかりだから、選手たちもまだ分かっていないかもしれないね。その場合は我々にとってアドバンテージとなる」

「彼らのようなチームが残留争いをしていることには、驚きを感じている。だが、彼らはそこから抜け出せることもできるんだ。スロムカ監督は今週、難しいが魅力的な挑戦だとチームに言い聞かせている。選手たちがそれを理解すれば、我々にとって難しい試合となるよ」

 HSVはMFラファエル・ファン・デル・ファールトが負傷離脱した。だが、クロップ監督は激しいファイトになると予想。「芸術的な内容が問われないことは、全員が理解しなければいけない」と続けた。

 なお、ドルトムントはHSV戦でMFマルコ・ロイスの復帰が見込まれている。一方、同じく復帰に近づいていたDFマッツ・フンメルスは、19日の練習で痛みを訴えたとのこと。クロップ監督は「あと数日長引く可能性もある。試合に出られるかどうかは言えない」とコメントしている。

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