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デ・ロッシ:「監督の就任を毎日神様に感謝している」

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決定当初は疑問を抱いたことも認める

 ローマMFダニエレ・デ・ロッシは、今季からチームを率いるルディ・ガルシア監督の就任を喜んでいる。当初は懐疑的な目を向けたことを認めつつ、今では同監督が来たことを感謝していると語った。

 ルイス・エンリケ、ズデネク・ゼーマンの両監督の下で期待されたほどの結果を残せなかったローマが、今季に向けて白羽の矢を立てたのがガルシア監督だった。リール時代にリーグアンを制覇している同監督だが、イタリアではビッグネームの指揮官と見られていなかったこともあり、デ・ロッシも最初は不安を覚えていたようだ。

 フランス『So Foot』でのコメントを、イタリア『コッリエロ・デッロ・スポルト』が伝えている。

「監督のことは知らなかった。就任を知ったときは、疑問もあったよ。クラブは(ワルテル・)マッツァーリ監督や(マッシミリアーノ・)アッレグリ監督を取れなかったから選んだのかと思った」

「ネットで彼の名前を検索したら、最初に映像が出てきたんだ。彼がギターで『POROMPOPERO』を弾いているやつさ。『誰だこれ?』って思ったよ。あのとき、僕は代表チームにいて、部屋で(アンドレア・)ピルロと一緒だったんだけど、彼を呼んで言ったよ。『おいおい、オレたちが誰を取ったと思う?』ってね」

 だが、ガルシア監督を迎えたローマは、開幕から10連勝を記録。現在も、消化が1試合多い首位ユベントスを勝ち点9差で追っている。今ではデ・ロッシも、ガルシア監督の就任を喜んでいる。

「今は正直、彼を選んだことを毎日神様に感謝しているよ。彼はローマの歴史のターニングポイントとなり得る人だ。大げさじゃない。彼は僕らを勝たせることができる人だよ」


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