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ロイスのハットで大逆転のドルトムントが2位キープ、酒井高は途中出場

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[3.29 ブンデスリーガ第28節 シュツットガルト2-3ドルトムント]

 ブンデスリーガは29日、第28節を行い、DF酒井高徳の所属する17位シュツットガルトはホームで2位ドルトムントと対戦し、2-3で敗れた。4試合ぶりのベンチスタートとなった酒井は2-2の後半25分から右SBで途中出場したが、チームは2連敗で降格圏を脱出することはできなかった。

 シュツットガルトは前半9分、相手のバックパスを奪ったMFクリスティアン・ゲントナーが右足ミドルで先制点。同19分には右サイドをドリブルで縦に突破したMFイブラヒマ・トラオレの折り返しにMFマルティン・ハルニクが右足で合わせ、2-0とリードを広げた。

 まさかの2点ビハインドとなったドルトムントだが、前半30分、MFヨナス・ホフマンのスルーパスからMFマルコ・ロイスが左足でゴール。1-2と1点差に追い上げ、前半を折り返すと、後半11分にはFWロベルト・レバンドフスキの右足ミドルがクロスバーを直撃するなど一気に攻勢を強めた。

 後半22分、ドリブルでPA内に仕掛けたレワンドフスキが後方からDFゲオルク・ニーダーマイヤーに倒され、PKを獲得。ニーダーマイヤーは一発退場となった。このPKをロイスが冷静にゴール左へ流し込み、2-2の同点に追いついた。

 10人になったシュツットガルトは後半25分、トラオレを下げて酒井を投入するが、ドルトムントの勢いを止めることはできなかった。後半37分、ロングボールから左サイドのスペースに飛び出したFWピエール・エメリク・オーバメヤンがマイナスに戻し、ロイスがハットトリック達成となる勝ち越しゴール。2点差をひっくり返す逆転勝利を飾ったドルトムントが2試合ぶりの白星で2位をキープした。


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