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独紙評価:清武のプレーは「消極的」と酷評

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ホームでレバークーゼンに大敗

 20日に行われたブンデスリーガ第31節のニュルンベルクレバークーゼンは、ホームのニュルンベルクが1-4と大敗を喫した。68分までプレーしたニュルンベルクMF清武弘嗣は、現地メディアで酷評されている。

 3連敗を喫して17位に低迷する中でレバークーゼンを迎えたニュルンベルク。この試合では長期離脱中の選手に加え、MFアダム・フロウシェクを出場停止で、マルクス・フォイルナーを負傷で欠いた。

 16分、レバークーゼンDFエミール・スパヒッチに先制弾を許したが、26分には左サイドハーフでプレーしたニュルンベルクDFマルヴィン・プラッテンハルトがFKを直接決め同点とした。意地を見せ、前半を折り返している。

 後半に入り何としても巻き返したいニュルンベルクだったが、立ち上がりの48分、DFセバスティアン・ボーニシュに勝ち越しゴールを許すと、80分にFWソン・フンミンのカウンターから再びスパヒッチに決められる。87分にも、ソン・フンミンのシュートのこぼれを処理し切れず、MFロベルト・ヒルバートに4点目を奪われた。

 清武は序盤、FWヨシップ・ドルミッチの好機をつくり出すも、そのドルミッチがシュートを決め切れない。後半開始直後には、今度はドルミッチのシュートがこぼれたところに迫るも、相手GKベルント・レノの正面にシュートを打ってしまった。

 ドイツ『ビルト』(チーム平均点4.58)は、チームで唯一交代を命じられた清武にチーム単独最低点の6をつけた。GKラファエル・シェーファー、DFエマヌエル・ポガテツ、ハビエル・ピノラら6人がチーム最高タイの4がつけられ、そのほか5人は5だった。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

『キッカー』では、チーム全体が平均点4.6と酷評された。清武は、GKシェーファー、DFマルティン・アンガ、ニクラス・シュタルク、プラッテンハルトと同じ5でチーム最低タイだった。それでも同メディアは、「ほかの選択技がないにもかかわらず、フェルベーク監督が彼を交代したことは、必ずしも理解できるものではない」と記している。

『ニュルンベルガー・ツァイトゥング』(チーム平均点4.5)でも清武に対する評価は5と厳しかった。チーム5人に4を与え、6人に5をつけた地元メディアは、清武のパフォーマンスについて、次のような辛口寸評を記載している。

「毎週、天才的な瞬間を期待するも、実際に彼が見せるのは消極的で言い訳のようなサッカー。彼が簡単に逃した2-1とするチャンスは、このゲームの流れにおいて転機となったかもしれない」

 4連敗となったニュルンベルクはだが、勝ち点26で17位と順位は変動せず。15位シュツットガルトとの差が5ポイントに広がったが、ブンデスリーガ1部・2部入れ替え戦を介して残留を目指せる16位との勝ち点差は1だ。次節はマインツとのアウェー戦に臨む。

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