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セードルフ:「本田はやれるだけのことをやった」

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自身の去就については「クラブに聞くべき」

 ミランは25日、セリエA第35節でローマと対戦し、敵地で0-2と敗れた。クラレンス・セードルフ監督は、3試合ぶりに復帰したMF本田圭佑について、やれるだけのことをやったと話している。また、自身の去就については、クラブに聞くべきことだと語った。

 10日の練習で足首を負傷し、2試合を欠場した本田は、3戦ぶりに先発で復帰。2列目右サイドに入った。だが、精彩を欠いたチームとともに、本田も大きなインパクトは残せず。2点を先行されて迎えた81分、FWロビーニョとの交代でベンチに下がっている。

 セードルフ監督は試合後、イタリア『スカイ・スポーツ』で次のように語った。イタリアの複数メディアが伝えている。

「ローマに賛辞を送る。素晴らしいシーズンを送っているね。今日も彼らの強さを目にした。ミランも後半は勇敢だったよ。追いつけなかったのは残念だ。本田? 彼は2週間離脱していたんだ。やれるだけのことをすべてやったよ」

「(マリオ・)バロテッリの交代? どんな采配も議論することはできる。私は、(ジャンパオロ・)パッツィーニとカカーがうまくやっていると思った。交代時にバロテッリがナーバスだった? 問題はない。あのときはパッツィーニにチャンスを与えたかった。パッツィーニはゴールにも近づいたね。今日のバロテッリはベストじゃなかったが、それはあり得ることだよ」

 5連勝と結果を残していたときでも、セードルフ監督はシーズン後の進退が騒がれていた。クラブが明確な立場を示さなかったことも、憶測に拍車をかけている。指揮官は自身の状況について問われると、次のように話している。

「クラブのことは私には話せない。それは(アドリアーノ・)ガッリアーニCEOに聞いてくれ。私は自分の契約状況を知っている。我々は、こういうことについてもクラブとして違いをつくってきたミランに慣れている。今は特殊な時期だ。だから、ガッリアーニCEOに聞くべきだよ。私は全力を尽くす。自分が何のために呼ばれたかは分かっているんだ。私は前進するよ」

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