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サプライズ選出をほのめかすデル・ボスケ

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「まだデビューしていない選手も...」

 スペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ監督は、6月にブラジルで行われるワールドカップ(W杯)本大会に向けて、サプライズ選出の可能性をほのめかしている。

 スペイン代表は、バルセロナGKビクトル・バルデスが3月にひざを負傷して長期離脱となり、W杯出場が絶望的となっている。その代役にマンチェスター・ユナイテッドGKダビド・デ・ヘアが有力候補として挙げられているところだ。

 また、レアル・マドリーDFアルバロ・アルベロアバイエルンMFチアゴ・アルカンタラなども現在負傷で戦列を離れている。マドリーDFダニエル・カルバハルビルバオMFアンデル・エレーラなど所属クラブで好調を維持する選手の選出も期待されるが、デル・ボスケ監督はリストに含むことを示唆している。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。

「我々は、どういったプレーをするかを明確にしている。それから、各ポジションに2名ずつの選手を埋めたいと考えている」

「これまで代表に呼ばれたことのない選手が招集されるのは簡単ではないが、その可能性もある」

 マンチェスター・シティMFダビド・シルバなどシーズン終盤に負傷を負った選手に関しては、直前まで様子を見ることを望んでいる。

「我々はメディカルスタッフに任せている。5月25日に最終リストを発表するので、それまで時間はある。大会が始まるのは、6月13日だ。我々は、今月23日に最後の状態を確認するつもりだ」

「過去の代表招集でも、我々は例外を認めてきた。試合直前まで我慢して見極めたこともあったが、それほど悪い結果にはならなかった」
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