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岡崎3戦連発ならず…最終節でクラブ記録に並べるか

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[5.3 ブンデスリーガ第33節 ボルシアMG3-1マインツ]

 ブンデスリーガは3日、第33節を行い、FW岡崎慎司の所属するマインツは敵地でボルシアMGと対戦し、1-3で敗れた。岡崎は1トップでフル出場したが、3試合連続ゴールはならなかった。

 岡崎は前半2分、自陣からのロングフィードに反応し、ゴール前に抜け出そうとしたところでDFトニー・ヤンチュケにつぶされたが、ファウルはなし。同6分にもDFラインの裏を取り、右サイドから中に切れ込んで左足でシュートを打ったが、DFのブロックに阻まれた。

 すると前半22分、ボルシアMGがセットプレーから先制に成功する。右CKのセカンドボールをつなぎ、FWマックス・クルーゼが右クロス。逆サイドのDFアルバロ・ドミンゲスが頭で折り返し、DFマルティン・シュトランツルがヘディングで叩き込んだ。

 1点リードで前半を折り返したボルシアMGは後半9分にもマックス・クルーゼが振り向きざまに左足ミドルをゴール左隅に突き刺し、2-0とリードを広げた。マインツも後半20分、MFエリック・マキシム・シュポ・モティングのゴールで1点を返したが、同32分に決定的な3失点目を喫し、1-3で敗れた。

 前節のニュルンベルク戦(2-0)で2戦連発となる今季14ゴール目を決め、欧州主要1部リーグでの日本人最多得点記録を塗り替えた岡崎だが、3戦連発はならず。09-10シーズンに15得点を決めたMFアンドレ・シュールレ(現チェルシー)が持つマインツのクラブ記録に並べるかどうかは10日の最終節・ハンブルガーSV戦次第となった。

 2試合ぶりの黒星を喫したマインツの順位は7位のまま。6位ボルシアMGとの勝ち点差は「5」に広がり、7位以下が確定した。一方で、EL圏外となる8位アウクスブルクにも勝ち点1差まで迫られ、自力での来季EL予選出場権獲得には最終節での勝利が必要となる。


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