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残留を信じるニュルンベルク「チャンスがないと言う人を見返したい」

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[5.3 ブンデスリーガ第33節 ニュルンベルク0-2ハノーファー]

 ブンデスリーガは3日、第33節を行い、MF清武弘嗣とMF長谷部誠の所属する17位ニュルンベルクはホームでハノーファーと対戦し、0-2で敗れた。清武は右サイドで先発したが、後半11分に交代。チームも6連敗となり、16位以下が確定した。

 最終節を残し、16位ハンブルガーSVが勝ち点27、17位ニュルンベルクが同26、18位ブラウンシュバイクが同25。最終的に16位となったチームが2部3位との入れ替え戦に回り、17位と18位の2チームが2部に自動降格する。

 1部残留へ崖っ縁に立たされたニュルンベルク。ロジャー・プリンツェン暫定監督は「チームにとって本当に痛い敗戦」と総括し、試合を振り返った。ブンデスリーガ公式サイトが指揮官のコメントを伝えている。

「多くのことを試し、多くのことを話し合ったが、開始4、5分足らずで出ばなをくじかれた。その後は同点にするチャンスがあったし、そこで決めていれば流れを取り戻せたかもしれない。ただ、チャンスはあったものの、決定力を欠いた」

 前半5分に先制を許すと、その後のチャンスも生かせず、後半6分にカウンターから2失点目。反撃も空転し、0-2の零封負けを喫した。「雰囲気はすごく重く、ホーム最終戦であったというのにファンの期待にも応えられなかった」。そう唇をかむ暫定監督は、それでも1部に残留できると信じている。

「それでも来週はチャンスがあると信じている。『ニュルンベルクにチャンスはない』と言っている人たちを見返してやりたい」

 ニュルンベルクの最終節は敵地でのシャルケ戦。ハンブルガーSVは敵地でマインツと、ブラウンシュバイクは敵地でホッフェンハイムと対戦する。入れ替え戦に回る16位に滑り込み、残留への望みをつなぐのは、3チームのうち、果たしてどのチームか――。


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