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優勝遠のいたレアル…「選手に責任がある」

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[5.7 リーガ・エスパニョーラ第34節延期分 バジャドリー1-1R・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラは7日、第34節延期分の1試合を行い、暫定3位のレアル・マドリーが敵地で19位バジャドリーと対戦し、1-1で引き分けた。逆転優勝の可能性が大きく遠のく痛恨ドロー。順位は3位のまま、首位アトレティコ・マドリーとは勝ち点4差で残り2試合となり、次節にも優勝の可能性が消滅する。

 試合後、MFシャビ・アロンソは「決して今日の引き分けでタイトルが決まったわけではないがとても難しい状態になった。また、混戦になるようなことがあるとしたら、それは本当に珍しいことだ」と優勝が遠のいた結果を冷静に見つめた。

 今節で勝てば、バルセロナを抜いて2位に浮上し、首位アトレティコとは勝ち点2差となっていたが、勝ち点84で順位は3位のまま。バルセロナとは勝ち点1差、アトレティコとは勝ち点4差で残り2試合となり、逆転優勝、そしてクラブ史上初の3冠は極めて難しくなってしまった。

「自分達は最後まで出来る全てのことをやらないといけない。後半、チームは試合が求める激しさも集中力も要求も何もなかった。相手はこの試合に多くのものを賭けていたし、自分たちはこの試合で求められるものをしっかりとコントロールできなかった。選手に責任がある」

 また鮮やかなFKで先制点を決めたDFセルヒオ・ラモスは「チームはしっかりと戦った。セットプレーから失点したことは運がなかった」と追いつかれたことを悔やむと、「数字的に可能性がある限り、レアルは戦う義務がある。残り2試合で逆転することはミッション・インポッシブルなことだから、今日の引き分けは残念で仕方ない」と肩を落とした。


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