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アーセナル&PUMAが新ユニフォーム発表

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PUMAは2014-15シーズンに向けた待望のアーセナル新ユニフォームを発表した。

 ホーム、アウェー、カップ戦用のユニフォームが、テムズ川の水面に20メートルの巨大なプロジェクション映像として映し出される形で発表され、大観覧車「EDFエナジー・ロンドン・アイ」はかつてハイバリーのクロックエンドに備えつけられていた時計を模した形でライトアップされた。

 それぞれのユニフォームは、アーセナルの本質を表すものとしてPUMAが見出したコアバリューに基づく独特のデザインとなっている。Future(未来)、Forever(永遠)、Victorious(勝利)をテーマとするこのコアバリューこそが、PUMAとアーセナルの「Stronger Together」キャンペーンの基礎を成す。

 ロンドン、カーナビ―・ストリートのPUMAショップで新ユニフォームの販売開始を待ちわびていたサポーターたちは、ショーウインドウの幕が降りてアーセナル仕様の巨大な特別ディスプレイが公開されると、ミケル・アルテタ、サンティ・カソルラ、マテュー・フラミニが自らユニフォームを発表する姿に驚いたことだろう。

 店内では、ファンはガナーズが新たに獲得したタイトルであるFAカップのトロフィーとともに写真を撮影することもできた。

「今夜はPUMAにとって非常に大きな機会であり、我々はずっとこの日を楽しみにしていました」とPUMAのビヨン・グルデンCEOは語る。

「この瞬間のために多くの人々が必死に準備を進めてきました。世界中のアーセナルファンがユニフォームのデザインや、トレーニングウェア、ファングッズのコレクションに興奮してくれていると信じています」

「アーセナルと協力できるのは名誉なことですが、それはクラブの名前だけが理由ではなく、クラブに関わる人々の誠実さにもよるものです。これがPUMAとアーセナル双方にとって長く実りある関係のスタートとなることを強く確信しています」

 Future(未来)を表すブルーとライムグリーンのユニフォームは、チャンピオンズリーグやFAカップも含め、アーセナルのカップ戦のアウェーゲームで着用される。

 このユニフォームはクラブの歴史を通してその推進力となってきた革新と進歩への意欲を象徴している。アーセナルはユニフォームに番号をつけた最初のチームであり、スタジアムに照明を設置した最初のクラブであったこともその一例だ。

 クラブの大きな特徴となった、若手育成への注力も表している。

 ホーム用ユニフォームは、1933年に初めて登場した伝統のアーセナルカラーである赤と白を踏襲している。Forever(永遠)を象徴し、長年にわたってアーセナルが築きあげてきた力強く熱心なファン層の存在と、そのコミュニティーがガナーズにとって重要だという思いから生まれたものだ。

 そのスタートから、アーセナルのサポーターは常にクラブの中心にあった。世界中の隅々にまでアーセナルの名前が広がり続ける現在となっても、その思いに変化はない。

 アウェーユニフォームのテーマはVictorious(勝利)。これまでにもアーセナルは黄色とネイビーブルーのカラーを身にまとって、アウェーの地でクラブの歴史に残る有名な勝利を収めてきた。1971年と1979年のFAカップ決勝や、アンフィールドで勝利を収めてタイトルを獲得した1989年の試合などがそうだ。

 チームのスター選手、ミケル・アルテタはこう語る。「選手たちは新しいユニフォームを本当に気に入っているよ。何よりもその背景には歴史があり、クラブの誰もがそれを感じているからだ」

「アーセナルは特別な存在であり、こういったユニフォームを通してそのことが素晴らしい形で表される。PUMAは最高のデザインを作り上げてくれた」

「今年の新たなシーズンを素晴らしい形でスタートさせることができる。さらに前進して、アーセナルとこのクラブのファンにさらなるタイトルをもたらすために、僕らはハングリーさを感じている」

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