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シメオネ:「我々にとって最高の試合だった」

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ドローも選手たちには満足感

 20日のリーガエスパニョーラ第4節、アトレティコ・マドリーは本拠地ビセンテ・カルデロンでのセルタ戦を2-2で引き分けた。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、ドローにもかかわらず、チームにとって「最高の試合」であったことを強調している。

 スペイン『EFE通信』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えた。

「ここ最近にプレーしたすべての試合の中で、この一戦が最高だった。チームは尋常ではないゴールを決められてから、良いリアクションを見せた。3点目を決められるチャンスを何度も手にしていたね」

 存在感が際立っていたMFアントワーヌ・グリーズマンをMFラウール・ガルシアと代えたシメオネ監督だが、その交代策は観衆から批判を受ける対象となった。

「何も釈明する必要はない。R・ガルシアと(FW)ラウール・ヒメネスが同時にピッチに立つことが、空中戦を競り合う最高の方法という理解があった。それが勝利を収める上では最高の方法だと解釈したんだ。敗戦を避けるためではなく、試合に勝利するためにね」

 アトレティコは前試合のチャンピオンズリーグ・オリンピアコス戦と今回の一戦で、合計5失点を許している。

「今日のチームが私の好むものであったことに執着させてもらう。選手たちはセルタに先制点、また2点目を決められた際に良いリアクションを見せた。しかしセルタのGKのパフォーマンスは素晴らしかったね」

「我々は決定機を生み出しながら試合を支配し、また後方でも相手のカウンターを制止する見事なキャパシティーがあった」

 過去にレアル・マドリーファンであったことを公言していたR・ヒメネスは、一向に改善されないパフォーマンスも相まって批判を浴びせられている。

「彼のパフォーマンスは私好みだった。相手を背負ったプレーではよく我慢をし、ゴールを決められる状況も迎えた。人々が彼を評価し始めること、また私と同様に落ち着きを持つことを願っている」


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