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脱税疑惑のメッシ、再び異議申し立てへ

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『ムンド・デポルティボ』が報じる

 脱税に関与した疑いが晴れないバルセロナFWリオネル・メッシだが、潔白を主張し続けるために再び異議申し立てを行う意向だ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。

 2007~2009年に、肖像権収入に関連した約410万ユーロを脱税した疑いをもたれているメッシとその父親ホルヘ氏。メッシ側は父親が金銭の管理を一任しているとして、同選手を嫌疑の対象から外すようバルセロナ・ガバ裁判所に申し出たものの、同裁判所はこれを却下した。

 6月に検察からも同じ要請を受けたガバ裁判所は、そのときと同様に「(メッシが)契約や納税の範囲外にいる」というのは「主観的な意見」との見解を貫き、「それは推測の域を出ず、彼が脱税を認知・容認していた可能性は拭えない」と、同選手が裁判に臨む必要性を説いた。

 メッシ側はまた、証人として同選手の会社のコンサルタントであるアルフォンソ・ネボト氏、弁護士のアンヘル・フアレス、バルセロナの経営部門のディレクターを務めるラウール・サンレイ氏が供述することも求めたが、こちらも「妥当な人物ではない」とガバ裁判所から却下されている。

『ムンド・デポルティボ』によると、メッシ及びその家族は、ガバ裁判所の決定に驚きを感じているという。同紙はアルゼンチン代表FWの弁護士を務めるクリストバル・マルテル氏が、数日中に新たな異議申し立てを行う予定であることを報じている。


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