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トリノの空港管理会社、ローマへの侮辱を謝罪

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だが、会社も被害者だと主張

 トリノのカゼッレ空港を管理する会社「サガット」が7日、ローマの街やクラブに謝罪している。

 事の発端は、ローマがユベントスに敵地で2-3と敗れた5日試合後、ローマ陣営がトリノの空港からローマへ戻ろうとしたときに侮辱を受けたと報じられたことだ。

 イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』によると、トリノの空港職員がローマの選手たちに対して「お前たちが勝つことはない」などと発言。さらに、搭乗ゲートではスピーカーで「頑張れユーベ」と叫ばれるなど、ローマが侮辱を受けたと報じた。

 だがサガット社は、搭乗エリアにいた一部の乗客が、「使用されておらず、そのため通常時と同じように職員がいなかった」搭乗ゲートを利用し、ローマを侮辱したと主張。「トリノの空港も被害者」だとし、その上で、「ローマのチームと街に謝罪する」と発表している。

 5日の試合では微妙な判定が相次ぎ、両チームがヒートアップ。試合後も関係者が互いを批判する発言をするなど、ローマとユーベの間に緊張が走った。だが、ローマのジェームス・パロッタ会長は7日、「深呼吸をして少し冷静にならなければいけない」と呼びかけている。

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