beacon

モロッコ、エボラ懸念でネーションズカップ延期を求める

このエントリーをはてなブックマークに追加
ウイルス拡大を恐れる

 モロッコ政府は、西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱を理由に、来年1月に同国で開催が予定されるアフリカ・ネーションズカップの延期を求めている。『ロイター通信』が伝えた。

 ギニアやリベリア、ナイジェリアなどで蔓延するエボラ出血熱により、すでに4千人以上が犠牲になったと報じられている。モロッコでの感染者は確認されていないものの、同国政府は大会の開催がウイルス拡大につながることを懸念しているとのことだ。

 アフリカ王者を決めるネーションズカップは2年に一度開催。2015年モロッコ大会は1月17日から2月8日までの開催が予定されている。モロッコスポーツ省の代表団は、ウイルスへの懸念に関してアフリカサッカー連盟(CAF)との会談を行う予定だ。

 現在アフリカ各国では予選の最終ラウンドにあたるグループステージが開催中。11日に行われるギニア対ガーナ戦は、CAFがエボラウイルスを理由にギニア国内での試合開催を禁じたため、モロッコのカサブランカで開催される。
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP