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バーゼルはシオンに先制されるもドロー、柿谷は途中出場

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[10.25 スイス・スーパーリーグ第13節 バーゼル1-1シオン]

 スイス・スーパーリーグは25日、各地で第13節を行った。FW柿谷曜一朗の所属するバーゼルはホームでシオンと対戦し、1-1で引き分けた。2試合連続でベンチスタートとなった柿谷は、後半31分から途中出場。積極的な仕掛けを見せたが、得点に絡むことはできなかった。

 序盤から試合の主導権を握ったバーゼルは前半16分、MFルーカ・ズッフィの左CKからFWブレール・ドナルド・エンボロが打点の高いヘディングシュート。これがゴール左隅を捉えたが、GKの好セーブに阻まれる。同41分にもCKからMFマルセロ・ディアスがミドルシュートを放つも決め切れなかった。

 0-0で前半を終えたが試合は後半開始早々から動いた。3分、左SBベーラング・サファリが足を滑らせてボールを奪われると、最後にFWムサ・コナテに決められてバーゼルは先制を許す。同8分には、エンボロがFWシュケルツェン・ガシとのワンツーから右足でシュートを放ったが、わずかにゴール右へと逸れた。

 先制を許したバーゼルのパウロ・ソウザ監督は後半11分にFWジョバンニ・シオ、同15分にFWデルリス・ゴンサレスと立て続けに攻撃的な選手を投入すると、この交代策が奏功する。同19分、D・ゴンサレスのスルーパスをPA左で受けたズッフィが中央へ折り返す。これをシオが右足ダイレクトでゴールネットを揺らして、1-1。試合を振り出しに戻した。

 後半35分、途中出場の柿谷が右サイドを抜け出してPAに侵入。切り返しからDFをかわしてシュートへ持ち込もうとしたが、ハンドを取られてシュートは打てなかった。同45分には、柿谷が積極的に仕掛けて獲得したFKからMFマルセロ・ディアスが直接狙うもGKの好セーブに阻まれ、1-1の引き分けに終わった。


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