beacon

首位バイエルンと2位ボルシアMGの無敗対決はスコアレスドロー

このエントリーをはてなブックマークに追加

[10.26 ブンデスリーガ第9節 ボルシアMG0-0バイエルン]

 ブンデスリーガは26日、第9節3日目を行い、首位バイエルンは敵地で2位ボルシアMGと対戦し、0-0で引き分けた。首位攻防戦は両チームが無敗を守る結果となり、バイエルンが6勝3分の勝ち点21で首位をキープ。ボルシアMGは4勝5分の勝ち点17となり、勝ち点4差の2位を守った。

 試合は序盤からバイエルンがボールポゼッションを高めるが、ボルシアMGの粘り強いディフェンスをなかなか崩せない。前半10分、MFダビド・アラバの放った強烈な左足ミドルもGKヤン・ゾマーの手をかすめて右ポストを直撃した。

 カウンターからチャンスをうかがうボルシアMGは前半34分、MFアンドレ・ハーンのアーリークロスからFWマックス・クルーゼが右足でシュートを打ったが、GKマヌエル・ノイアーが防いだ。

 前節までの8試合でわずか2失点のバイエルンと、4失点のボルシアMG。ともに無敗の好調なチーム同士の直接対決は、一瞬も気の抜けない緊張感の高い展開が続いた。

 スコアレスで折り返した後半7分、ボルシアMGはカウンターからクルーゼのラストパスを受けたハーンが右足を振り抜くが、ノイアーが前に弾く。このこぼれ球にFWラファエルが詰めたが、一歩早くDFメフディ・ベナティアがクリアした。

 その後もスピードに乗った攻撃でバイエルンゴールを脅かすボルシアMGだが、ノイアーの牙城を崩せず、1点を取ることができない。後半33分、ラファエルの強烈な右足ミドルもノイアーがかき出した。

 バイエルンはMFフランク・リベリ、FWクラウディオ・ピサロ、FWジェルダン・シャキリと攻撃のカードを次々と切っていったが、こちらも最後までボルシアMGの守備陣をこじ開けることができない。21日の欧州CLローマ戦で大量7ゴールを決めた攻撃陣がリーグ戦5試合ぶりの無得点に終わり、スコアレスドロー。連勝が4でストップする結果となった。


▼関連リンク
ブンデスリーガ2014-15特集

TOP