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バイエルン:「ゲッツェとレワンドフスキの獲得はブンデスのため」

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ドルトムントからの補強に主張

 バイエルン・ミュンヘンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOは、ボルシア・ドルトムントの選手を獲得することは間違っていないと主張した。MFマリオ・ゲッツェやFWロベルト・レバンドフスキの獲得はブンデスリーガのためと話している。

 バイエルンは2013年夏、ドルトムントとの契約に解除条項が含まれていたゲッツェを獲得。1年後の昨夏、ドルトムントとの契約が満了したレワンドフスキも加えた。ルンメニゲCEOはこれらの補強について、ドイツ『シュピーゲル』のインタビューで次のように話している。

「我々が彼らを獲得していなかったら、今ごろ彼らはブンデスリーガではなく、国外のどこかでプレーしているはずだよ。2人ともブンデスリーガを魅力的にする選手だ」

「ゲッツェにはマンチェスター・シティから信じられないようなオファーが届いていたし、レワンドフスキのことはレアル・マドリーが欲しがっていた。ブンデスリーガにとって、その方(両選手の国外移籍)が良かっただろうか?」

 一方で、ルンメニゲCEOは、バイエルンには国内のライバルが必要だとも話している。

「バイエルンも、ブンデスリーガが感情で溢れるようなリーグであることを求めている。ブンデスリーガには、複数の『けん引車』(クラブ)が必要だと思うんだ。バイエルンだけではなくてね」

 そしてその一つが、ドルトムントのようだ。現在、リーグでスランプに陥っているドルトムントについて、ルンメニゲCEOは次のように評価している。

「彼らには最も大きなポテンシャルがあり、優れたチームがあり、優れた指揮官がいる。我々は時折ちょっと冷やかし合うこともあるが、彼らのマネジメントも優れていると思っているよ」

 なお、ゲッツェのようにドルトムントとの契約に解除契約が含まれているとされるMFマルコ・ロイスについて、ルンメニゲCEOはこのインタビューで具体的に触れなかった。一方で、「サッカーで成功を目指せるため、チームにクオリティーを提供すること」が自身の仕事だと話している。

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