バイエルンを率いるジュゼップ・グアルディオラ監督が、再び古巣であるバルセロナを率いることはないことを明言した。

　スペイン『ムンド・デポルティボ』によると、グアルディオラ監督は「原則的に、私が再びバルセロナで指揮を執ることはないだろう。人生にはサイクルがあり、私の(バルセロナでのサイクル)は、終わったのだ」とコメントした。

　グアルディオラ監督が率いた2008年から12年までの期間、バルセロナは2度の欧州CL制覇、3度のリーガ・エスパニョーラ制覇など、数々の偉業を達成。史上最強と評されることもあった。監督としての復帰は否定するグアルディオラだが、生活の場としてバルセロナに戻るとしている。

「私の妻は、ここ(バルセロナ)で仕事をしているし、ここに戻って生活をするだろう。ただ、それがいつになるかは分からない」

　昨シーズン、無冠に終わったバルセロナ。今季はルイス・エンリケ監督を招聘したが、欧州CLではパリ・SGに敗れ、リーガ・エスパニョーラでも宿敵であるレアル・マドリーに敗れるなど、グアルディオラ監督の復帰を望む声が増していたが、本人はその意思がないことを明言している。

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