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インテルがマンチーニ監督の就任を発表…インテルの出費は50億円超か

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 DF長友佑都の所属するインテルは14日、ワルテル・マッツァーリ監督を解任し、新監督として元指揮官のロベルト・マンチーニ氏を迎えると発表した。エリック・トヒル会長は公式サイトで「難しい決断だった。マッツァーリの尽力すべてに感謝したい」とコメント。マンチーニ新監督に対しては、「チームをより高いレベルに引き上げてくれるはずだ」と期待を寄せた。

 インテルにとっては大きな決断だった。マンチーニ新監督は2004年から2008年までインテルを指揮。スクデットを3回獲得するなど、黄金期を築きあげた名将だ。しかしクラブは大きな代償も払うことになる。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、この監督交代でインテルは3500万ユーロ(約51億円)の資金を投入することになるのだという。

 内訳はマンチーニ監督に対してのサラリーが今季は270万ユーロ(約3億9300万円)、来季からは400万ユーロ(約5億8200万円)になる。さらに契約年数、ボーナス、税金なども加味すると、合計で2100万ユーロ(約30億5700万円)に上ることが判明した。

 また2016年まで契約を延長していたマッツァーリ監督に対しても契約解除料が発生する。こちらは1400万ユーロ(約20億4000万円)となる見込みで、合計すると50億円超の資金投入を行うことになった。インテルはUEFAのファイナンシャルフェアプレー違反で調査対象にもなっており、今後の選手補強にも大きな影響を及ぼしそうだ。

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