インテルは8日、アーセナルからレンタル加入したドイツ代表FWルーカス・ポドルスキの入団会見を行った。背番号は11に決定。同選手は加入が正式決定した5日の翌日に行われたユベントス戦に後半9分から途中出場していた。

　アーセナルでは今季リーグ戦20試合を終えた時点で先発出場はなく、途中出場でも7試合にとどまっていた。そのため、出場機会を求めて今冬の移籍はほぼ確実と報じられてきた。ポドルスキは「他にもオファーはあった」と明かした上で、「ロベルト・マンチーニ監督との会合は非常にポジティブなものだった。だから、インテルから提示されたオファーを受けることにした。監督とのつながりが決断の大きな理由だった」と語っている。

　また、ポドルスキはインテル加入を喜び、「ここインテルにいることはうれしく思う。僕らには数か月間大切な時間が待っている。そして可能な限りすべての大会でプレーすることを願っている。サンシーロでの初試合が待ちきれない」とコメントした。

　インテルはここまで17試合を終えて5勝7分5敗で11位に低迷し、欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の3位とは勝ち点8差となっている。ポドルスキは、「僕ら全員が一致団結すれば、まだ3位を狙うことができる。インテルは名高いクラブだし、チャンピオンズリーグでプレーできるはずだ」と今後の巻き返しを誓った。

---

▼関連リンク
セリエA2014-15特集