議論を呼ぶこと不可避な決定

　イタリアメディアによると、元ユベントスFWアレッサンドロ・デル・ピエロにトリノ名誉市民を授与する案が否決されたそうだ。

　1993年から2012年の退団まで、20年ちかくにわたってユベントスをけん引し、背番号10を纏ってシンボル的な存在だったデル・ピエロ。イタリアを去ってからシドニー、インドでプレーしてきた同選手に、ユベントスの本拠地トリノの名誉市民の称号を授与しようとの声が上がったが、トリノ市議会はこの案を却下したという。

　いまだユベントスサポーターの多くに愛されるデル・ピエロだけに、決定は議論を呼びそうだ。