ボランチ2人が離脱も代役の獲得を考えず

　ドルトムントのユルゲン・クロップ監督は、負傷者が続出したボランチのポジションについて、新たな補強を予定していないようだ。ドイツ『キッカー』で、代役の獲得は考えていないとコメントしている。

　ドルトムントは、ウィンターブレイク中にスベン・ベンダーとセバスティアン・ケールが戦列離脱。21日に行われたユトレヒトとのテストマッチでは、ヌリ・シャヒンとイルカイ・ギュンドアンのダブルボランチでスタートした。新加入MFケビン・カンプルのドルトムントでの実戦初ゴールが決勝点となり、1-0で勝利を収めている。

　クロップ監督は試合後、『キッカー』に対し、2、3週間後に復帰する見通しのベンダーとケールの代役を獲得することは「あまり意味がない」とコメント。冗談を交えながら、次のとおり続けている。

「ただし、(その選手が)非常に若くて、格安で獲得できて、素晴らしい展望を持ち、我々と同じ空気を吸いたくて仕方がないようだったら話は別だよ」

　ドルトムントは、現在無所属でインテルなどの関心が伝えられる元フランス代表MFラッサナ・ディアラの獲得を検討しているとも報じられていた。しかし、クロップ監督はカンプルに続く新選手は望んでいないとのことだ。

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