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ミラン、デストロ獲得でローマと合意か ボケッティも加入へ

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 イタリアメディアは27日、ミランがローマとFWマッティア・デストロの移籍で合意したと報じた。選手がミラン移籍を了承するのを待っている段階という。また、ミランはスパルタク・モスクワDFサルバトーレ・ボッケッティの獲得にも迫っている。

 ミランはFWステファン・エル・シャーラウィが骨折で再び長期離脱を余儀なくされ、前線の強化に動いていると言われていた。そのトップターゲットとみられていたのが、ローマで思うように出場機会を得ることができていないデストロだ。

 イタリア『gianlucadimarzio.com』によると、ミランとローマは1500~1600万ユーロの買い取りオプションつき有料レンタルという形で合意に達した模様。だが、デストロ本人は完全移籍や買い取り義務を望んでいるとみられる。ミランがデストロを獲得できるかは、選手の意向にかかるようだ。

 一方で、ミランは元ジェノアのボッケッティの獲得もまとめた様子。こちらも買い取りオプションつきレンタル移籍のようだ。28日にメディカルチェックを受ける予定となっている。27日にイタリア入りしたボッケッティは、次のように話した。『gianlucadimarzio.com』が伝えている。

「まだ(フィリッポ・)インザーギ監督とは話していない。彼らが望んでくれたこと、イタリアに戻ることを、とてもうれしく思っている。僕が望んでいたことだ。代表復帰も願っている。サイドバックとセンターバックのどちらでプレー? ミランのために何でもする準備ができているよ」

 一方、ボッケッティの代理人を務めるアンドレア・ダミーコ氏は、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』で次のように話している。

「あっという間の交渉だったんだ。私も予想外だったよ。アドリアーノ・ガッリアーニCEOとの電話で十分だった。たった2時間でまとまったよ」

 なお、ミランはボケッティだけでなく、今季で契約満了となるパレルモDFエセキエル・ムニョスの獲得にも動いていると言われる。今月の獲得に向けて150万ユーロを提示している模様。パレルモのマウリツィオ・ザンパリーニ会長は「プレゼントはしない」と話しているが…。

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