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モイーズ監督、選手時代にアーセナルより2部移籍を選んでいたことを明かす

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 レアル・ソシエダを率いるデイビッド・モイーズ監督が、選手時代、アーセナルからのオファーを断り、ケンブリッジ・ユナイテッド(当時2部、現4部相当)への移籍を選んでいたことを明かした。

 現役時代、守備的な選手として活躍したモイーズ監督。キャリアのスタートは、国籍を持つスコットランドのセルティックだった。1983年にケンブリッジ・ユナイテッドに移籍。その際にアーセナルからのオファーもあったと語っている。『442』の3月号に話した内容を『メトロ』が伝えている。

「それは事実だ。私がそれを皆に言うと、皆笑い始めるがね。ケンブリッジは今でいうところのチャンピオンシップ(2部相当)だったんだ。アーセナルのテリー・ニール監督は私を呼んで、契約を迫ってきたんだ」

 しかし、話しはトントン拍子には進まなかった。オファーの1週間後には、加入してもレンタル移籍が決まったと告げられたのだという。

「1週間後、彼らは電話をしてきて私にこう言った。『君をレンタルで出すことを決めた』とね。セルティックを離れて、レンタルをされにいくというのは望んでいなかった。だから断ったんだ。アーセナルは代わりにトミー・ケイトンを獲得しにいった。私はケンブリッジに加入し、毎週試合に出た。それはセルティックではできないことだった」

 モイーズ監督はアーセナルへの移籍に未練を残しながらも、この決断がその後のに大きな影響を与えていると話している。

「次にブリストル・シティ(現在3部相当)に移籍するまで、2年間ケンブリッジではレギュラーとして活躍したよ。当時のチャンピオンシップにはニューカッスルやチェルシーがいたんだ。本当にタフなリーグだった」

「その経験が監督としての私の助けになっている。とはいえ、今さらどうしようもないことではあるが、あの時アーセナルにイエスと言うべきだったのかもしれないね」

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