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バーゼルが打ち合い制して6連勝…ベンチスタートの柿谷は出番なし

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[2.8 スイス・スーパーリーグ第19節 グラスホッパー・クラブ2-4バーゼル]

 スイス・スーパーリーグは8日、約2か月のウインターブレイクを終え、各地で第19節を行った。FW柿谷曜一朗の所属するバーゼルは敵地でグラスホッパー・クラブと対戦し、4-2で勝利した。バーゼルはこれで8試合負けなし(7勝1分)とした。

 リーグ前半戦を5連勝で終えたバーゼルは、ウインターブレイク中はスペインで合宿を行い、後半戦に向けて調整を行った。柿谷は1月13日のカールスルーエ戦に先発出場、16日のデュッセルドルフ戦では決勝ゴールを決めるなどアピールしたが、この日はベンチスタート。最後まで出番は回ってこなかった。

 試合は開始から堅さが見られたバーゼルだったが、前半28分に先制に成功する。右サイドのFKからDFベフラング・サファリが頭で折り返したボールは相手にクリアされるが、これを拾ったMFモハメド・エル・ネニーがワントラップから右足一閃。このシュートが相手DFに当たってコースが変わり、ゴールネットに突き刺さった。

 先制したバーゼルは前半35分にピンチを迎える。PA右手前からFWアナトール・エンガムコルの右足シュートは右ポストを直撃。さらにこぼれ球をMFカイオに拾われ、右足シュートを打たせてしまったが、GKトマーシュ・バツリークの好セーブで前半を無失点に抑え、1点リードで折り返した。

 しかし、バーゼルは後半4分に左クロスからFWモアネス・ダブールにヘディングシュートを決められ、後半開始早々に同点に追いつかれてしまう。それでも24分にゴール正面でパスを受けたFWマルコ・シュトレラーが相手を引きつけて横パス。これをPA左で受けたFWシュケルツェン・ガシがワントラップから素早く右足を振り抜き、2-1と勝ち越した。

 さらにバーゼルは後半28分、自陣からの縦パス一本で左サイドを抜け出したシュトレラーがGKとの1対1を制して、3-1とリードを広げる。その直後の29分にグラスホッパーに1点を返されたが、36分に途中出場のMFダビデ・カラがダメ押し。4-2と打ち合いを制したバーゼルが後半戦初戦を白星で飾り、リーグ戦6連勝とした。

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