スペインメディアによると、レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長は9日、選手たちに「以前のようなチームになることを望む」と話したそうだ。

　7日に行われた敵地ビセンテ・カルデロンでのアトレティコ・マドリーとのダービーで、0-4と大敗したマドリー。一部サポーターは9日、バルデバス練習場で選手たちに対して横断幕を掲げ、怒りを表している。

　練習場を訪れたペレス会長は、まずカルロ・アンチェロッティ監督と、次にチームと話し合い、不満を伝えたという。同会長は「以前のようなチームに戻らなければいけない」「何百万人ものサポーターが支えてくれていることを忘れるな」と叱責したようだ。

　2014年が終わるまでは、公式戦22連勝を飾るなど絶好調だったマドリー。だが、2015年に入ってから調子を崩し、リーガエスパニョーラで2位バルセロナに勝ち点1差に詰め寄られている。次節は14日、ホームでデポルティボと対戦だ。

---

▼関連リンク
リーガ・エスパニョーラ2014-15特集