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ベイルを擁護するウェールズ代表監督 「ロナウドがパスを出さない場面も」

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 ウェールズ代表のクリス・コールマン監督は、レアル・マドリーでのプレーに利己的な部分があるとして批判も受ける同国代表MFガレス・ベイルを擁護している。

 1月のエスパニョール戦でFWクリスティアーノ・ロナウドにボールを渡さず、自らシュートを放って外した場面でファンからのブーイングを浴びるなど、今年に入ってベイルは批判の対象となることが目立っている。

 コールマン監督はベイルがマドリーで十分な貢献をしていると主張するとともに、批判に動じない精神力も持っていると述べた。イギリスメディアが同監督のコメントを伝えている。

「サッカー界の史上最高額で最大のクラブに行くのなら、それを受け入れて影響されないだけのメンタリティーを持っていなければならない。ガレスにそれがあることは分かっている」

「ガレスがパスを出さなかったときにロナウドが手を上げる場面があったが、私はロナウドが同じポジションでパスを出さない場面も何度も見てきた。ガレスはこれまでいくつアシストをして、いくつの重要なゴールを決めてきただろうか? 去年のチャンピオンズリーグ優勝にも大きく貢献したし、2年目の今季もチームはまだリーグ首位に立っている」

 EURO2016予選で2勝2分けとまずまずのスタートを切っているウェールズ代表は、3月28日にイスラエルと対戦。コールマン監督は、ベイルがそのときには代表チームでのプレーに集中してくれると確信している。

「選手全員に言っているが、彼らのクラブで何があったとしても、代表チームは一時的な逃げ場になる。ガレスもほかの選手たちと違いはない。彼も代表チームに専念してくれる」

「彼はここに来て、ウェールズを代表してプレーすることを望んでいる。マドリッドで起こることに悩まされはしないだろう。彼は大きな大会への出場を熱望しており、今のチームにそのチャンスがあることを分かっている」

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