beacon

S・リスボンはAT弾で劇的ドロー…田中は後半開始から出場も得点に絡めず

このエントリーをはてなブックマークに追加
[2.14 ポルトガルリーグ第21節 ベレネンセス1-1スポルティング・リスボン]

 ポルトガルリーグは14日、第21節を各地で行った。FW田中順也の所属するスポルティング・リスボンは敵地でベレネンセスと対戦し、1-1で引き分けた。ベンチスタートの田中は後半開始から出場。今季リーグ戦で最長の45分プレーしたが、得点に絡むことはできなかった。

 S・リスボンは前半12分、相手DFのバックパスに反応したFWフレディ・モンテロがGKと1対1となるも右足シュートはGKの好守に遭い、決定機を逃した。ボールを支配しながらもチャンスを作り出せないS・リスボンは、スコアレスで折り返した後半開始から田中とFWカルロス・マネを投入し、さらに攻勢を強めた。

 後半9分、右クロスからマネのヘディングシュートはGKがキャッチ。13分にはMFアドリエン・シルバの浮き球パスを田中が落とし、FWナニが左足シュートを放つも枠を大きく外れた。S・リスボンは攻め込むもなかなか得点を挙げられないでいると、25分に連係ミスからベレネンセスに先制点を許してしまう。

 S・リスボンのDFラインの裏へ放り込まれたボールを飛び出したGKルイ・パトリシオが大きく蹴り出そうとする。しかし、これが味方のDFパウロ・オリベイラの背中に当たって、ベレネンセスFWルイ・フォンテの足もとにこぼれ、難なく無人のゴールに流し込まれた。

 後半38分にはDFセドリク・ソアレスがこの日2枚目の警告を受けて退場。1点を追う展開となったS・リスボンはさらに苦しい状況に追い込まれた。それでも終盤には猛攻を仕掛け、敗戦濃厚と思われた後半アディショナルタイム5分にマネが値千金の同点ゴールを決め、1-1の引き分けに持ち込んだ。

▼関連リンク
欧州組完全ガイド

TOP