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V・フェルナンデス:「マドリーにプレーで勝ったが、PA内で負けた」

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 14日のリーガ・エスパニョーラ第23節、デポルティボは敵地サンチャゴ・ベルナベウでのレアル・マドリー戦を0-2で落とした。ビクトール・フェルナンデス監督は試合後、自チームのパフォーマンスがマドリーより優れていたとしながらも、決定力の差によって敗れたとの見解を示している。

 スペイン『マルカ』が同指揮官のコメントを伝えた。

「プレーで優れ、PA内で劣っていた。自分たちの決定機を手にする上でのポゼッションは、とても良かった。ただ相手のエリア内で、その仕事を終わらせることができなかった。そうなると、とても難しい。彼らも幾度か決定機を逸したが、それでも絶対にゴールを決めるからね」

「我々はマドリーに驚きを与えた。このチームは謙虚さを持ちながら、ボールを持ってプレーしようと試みていた。我々のプレーはもう少し何かに値したが、彼らのどこが並外れているかというと、その決定力なんだ」

 前節アトレティコ・マドリー戦で大敗を喫したマドリーの調子を問われると、次のように返答している。

「3~4カ月前にはあった調和が存在していないね。マドリー、バルサ、またバイエルンは世界最高のチームだと考えられ、そこにはトップ中のトップと呼ばれる選手たちが在籍している。ただ、現在のマドリーには、そのような状態にない選手たちがいる。C・ロナウドも3~4カ月前とは違うね」

 最後に、今季限りで現役を引退する予定のDFマヌエル・パブロについて言及。39歳のベテランDFはベルナベウという舞台で今季初出場を果たした。

「今季に一度もプレーしていなかった彼だが、やはりお手本となるべき選手だよ。彼の練習に臨む姿勢は、いつだって模範的だった。彼はスペインサッカーにおける偉大な存在であり、高潔かつ謙虚な選手だ。この試合では、彼という人間を形成する品位を見せてくれたね」


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