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C・ロナウドの価値は202億円? バレンシア工科大が研究発表

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 レアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドには、現在149億ユーロ(約202億円)の価値があるという。バレンシア工科大学(UPV)による研究により算出されたとして、スペイン『EFE通信』が伝えている。

 今年1月には2年連続3度目となるFIFAバロンドールを受賞し、バルセロナFWリオネル・メッシとともにサッカー界のトップに君臨し続けるC・ロナウド。先日30歳を迎えたが、まだそのプレーにも価値にも衰えの気配は見えないようだ。

 UPVはAHP(アナリティック・ヒエラルキー・プロセス)と呼ばれる手法を用いてC・ロナウドの価値を算出。バルセロナFWルイス・スアレス、マドリーMFガレス・ベイル、チェルシーFWジエゴ・コスタの3選手の移籍金をベースとし、C・ロナウドを含めた4選手のパフォーマンスや年齢など各種条件を比較した結果とのことだ。

 L・スアレスは昨年夏に8100万ユーロでリバプールからバルサへ、ベイルは2013年夏に9100万ユーロでトッテナムからマドリーへ、D・コスタは昨年夏に3800万ユーロでアトレティコ・マドリーからチェルシーへ移籍したとされている。

 この数字を元に、昨シーズンおよび今シーズンのリーガ・エスパニョーラとチャンピオンズリーグでのゴール数やアシスト数、カード数、リーダーシップやマーケティングへの影響力など各種の条件を比較して算出した結果が、149億ユーロという数字となった。

 今回の試算に関わった研究者らは、同様の手法が実際のマーケットでの移籍金を算出する際にも適用できると主張している。UPVは今月24日から開講するオンライン講座「AHPメソッドによるサッカー選手の価値評価」で今回の研究を解説するとのことだ。


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