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独紙評価:香川は前節に続き及第点 ただし「またもシュートはGK正面」

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 ドルトムントは13日に行われたブンデスリーガ第21節で、マインツとのホームゲームを4-2で制した。2試合連続で先発出場し、78分までプレーしたドルトムントMF香川真司に対し、ドイツメディアは及第点をつけいる。

 数日前のマルコ・ロイスとの契約延長の朗報がチームを勢いづけたのか、ドルトムントは早い段階の失点、逆転に成功してからの相手の同点弾といった困難も乗り越えて勝利をつかんでいる。相手に先制点を許したのは、実に今季13度目のこと。一方で、逆転に成功したのは初めてだった。

 この試合、香川はゴールへの意欲が伝わるプレーを披露した。前節のフライブルク戦に続き、攻撃での存在感を見せた試合となった。ドイツ『ビルト』(チーム平均点2.92)は香川のプレーに3と及第点をつけている。チーム単独ベストは逆転ゴールを決めたロイスに最高点1がつけられ、勝ち越しゴールのオーバメヤンはイルカイ・ギュンドアン、ヌリ・シャヒンという中盤の2人に続く採点だった。一方、最終ラインの4人には4がつけられ、チーム最低タイとなった(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)。

『キッカー』(チーム平均点3.2)は香川のプレーに2.5と及第点以上の採点をつけている。マン・オブ・ザ・マッチ、第21節ベストチームに選出されたロイスに対する1.5、オーバメヤン、シャヒンに対する2に次ぐ評価だ。一方、チーム最低点はDFルカシュ・ピシュチェクがつけられた4.5だった。

 地元の『ヴェストドイチェ・アルゲマイネ』(チーム平均点2.95)でも香川は3と採点された。ロイスとシャヒンに2と最高タイの評価を与えた同メディアは、香川のプレーについて以下のとおり記している。

「序盤はものすごく活発だったが、ポストから跳ね返ったボールをマインツGKの正面に打ち、またも絶好機を逃した。前半が進むにつれて姿を消していたものの、ロイスのシュートチャンス(32分)と、ペナルティーエリアのラインからの惜しいボレーシュート(43分)を見せている」

「後半は、オーバメヤンに浮き球気味の縦パスを通したが、それをオーバメヤンが決められなかった」

 14位に浮上したドルトムントは20日に行われる次節、最下位に沈んでいるシュトゥットガルトとアウェーで対戦。このまま降格圏との差を一気に広げたいところだ。

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