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[CL]ドルトムントを警戒するビダル 「非常に厄介な試合になる」

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 24日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦ファーストレグで、ユベントスはボルシア・ドルトムントをホームに迎える。MFアルトゥーロ・ビダルは、ブンデスリーガでは今季不振が続いていたドルトムントについて、CLでは違う姿を見せると警戒している。

 2011年夏まで4年間レバークーゼンで過ごしていたビダル。当時もユルゲン・クロップ監督が率いていたドルトムントと対戦したことを振り返り、激しい勝負となることを予想している。ドイツ『キッカー』によるインタビューで次のように語った。

「レバークーゼン時代のドルトムントとの熱い戦いは記憶に残っているし、イタリアでもドルトムントは見てきたよ。ユルゲン・クロップの下では個々の力よりも、チームとしての団結、プレス、優れた技術、そしてクレイジーなリズムが強みだと思うね。彼らのあのテンポにはものすごく注意しなければいけない」

 ドルトムントはブンデスリーガで3連勝中だが、それでも順位は12位と低迷中。しかし、チリ代表MFはそれがユベントスにとってのアドバンテージにはならないと強調している。

「逆だね。ドルトムントはさらに危険になるよ。あれほどのクオリティーを持ちながらリーグであの順位にいるのは説明困難な事故だということを、CLで証明したいはずだ。僕らにとって非常に厄介な試合になるよ」

 しかし、ビダルはそれでも勝ち上がるのは自分たちだと自信をのぞかせている。レアル・マドリー、バイエルン・ミュンヘン、チェルシー、バルセロナを今季のCLの優勝候補に挙げる意見には納得するかと聞かれると、次のように返答した。

「アトレティコ・マドリーとユベントスも(優勝候補に)含められるよ」

「僕らの中盤は欧州でトップ3に入る。でも、そう考えるのが正しいということをCLのピッチで証明しなければいけない。ここ数年、僕らは欧州のカップ戦であまり好ましい結果は出せなかった。その理由は分からないけど、だからこそ今シーズンは僕らのシーズンになるべきなんだ」

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