ストークFWピーター・クラウチは、2月28日に行われたプレミアリーグ第27節ハル・シティ戦で決めたゴールにより、同リーグでのヘディングによる通算ゴール数の最多記録タイに並んだことを喜んでいる。

　イギリスメディアによれば、ハル戦でのゴールはクラウチにとってヘディングでのリーグ戦通算46点目。元イングランド代表FWアラン・シアラー氏が保持していた記録に並ぶことになった。

　2メートルを越える長身の割には決してヘディングが武器ではないと言われることもあったクラウチだが、その評価を見返すことができて満足だとコメントしている。イギリス『スカイ・スポーツ』などが伝えた。

「最初の頃は、僕はヘディングよりも地面でのプレーの方が得意だという人たちが大勢いた。それを少し払しょくすることができたならうれしいよ。若い頃には、身長の割にはヘディングが得意じゃないと言われていたからね」

「プレミアリーグでのヘディングのゴール数の記録保持者になるというのは、15歳や16歳の頃には考えられなかったことだ。でも、それから取り組み続けてきた。記録に並べたことを本当にうれしく思っているし、その先に行きたいと思っているよ」

　現在34歳のクラウチだが、先日ストークとの契約を2017年まで延長。さらに記録を伸ばし続けることが期待される。

「誇らしいことだよ。アラン・シアラーは憧れていた選手の一人だからね。彼はプレミアリーグ史上最高のストライカーの一人だった。どんな記録であれ彼に並べるというのは、すごくうれしいことだ」

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