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監督交代後先発なしの細貝 新監督は「チーム最高のボランチではあるが…」

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 ヘルタ・ベルリンパル・ダルダイ監督は、MF細貝萌が現在は「フォームを失っている」として不満を述べながらも、再びチームの助けとなるように復調させたいと意欲を述べている。

 ヨス・ルフカイ前監督の下ではレギュラーとしてコンスタントに先発に起用されていた細貝だが、チームが低迷する状況でヘルタは監督を交代。パル・ダルダイ新監督が就任して以来、細貝の出場機会は減少している。

 マインツ戦、フライブルク戦ではそれぞれ後半途中から交代出場したが、続くヴォルフスブルク戦では出番なし。先週末のアウクスブルク戦ではメンバーにすら入らなかった。

 ダルダイ監督はアウクスブルク戦後に、ドイツ『rbb』で細貝について次のようにコメントしていた。『キッカー』が伝えている。

「彼が現在トレーニングで見せている姿勢は良くはない。私は選手たちにアグレッシブさ、熱意、フレッシュさを見せてほしいと思っている。前を向いて守ることも必要だ。今の彼はフォームを失っているね」

 その後、4日には細貝を「批判したわけではない」として、次のように期待を述べた。

「本来の彼は我々のベストな”6番”(ボランチ)なんだ。それは最初の半年に証明していた。だが何かが起きて、今はそうではなくなっている。ハッジ(細貝)がチームを助けられる状態にするのが私の仕事だ」

 ヘルタは次節アウェーでシュトゥットガルトと対戦。中盤のペーター・ニーマイヤーとペア・シリアン・シェルブレットがともに累積警告で出場停止となるこの試合では、細貝に出場の機会が訪れるだろうか。


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