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恐怖のタックルを振り返るマティッチ「まだ歩くことができるのは幸せ」

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 チェルシーMFネマニャ・マティッチは、バーンリー戦での自身の退場につながったFWアシュリー・バーンズからの危険なタックルを振り返り、「まだ歩くことができるのは幸せ」と思えるほどの恐怖を感じたと語った。

 先月21日に行われたプレミアリーグ第26節バーンリー戦で、バーンズのタックルを受けたマティッチは激昂し、バーンズを押し倒して一発レッドカードを受けた。マティッチはこの行為で2試合の出場停止処分を受けている。

 ジョゼ・モウリーニョ監督が「キャリアが終わっていたかもしれない」と述べたタックルについて、マティッチは試合後にビデオを観てショックを受けたようだ。イギリス複数メディアが同選手のコメントを伝えている。

「正直に言って、試合後にビデオを観たときには(無事で)良かったと思ったよ。ひどかったからね。まだプレーできることが幸せだよ。僕のリアクションは良くなかったけど、ああいうリアクションをしたのは足を折ったと思ったからだ。まだ歩くことができる僕は幸せな男だ」

「ああいう行動を取ったのが正しかったと言いたくはない。僕は間違っていた。でもあのときは、感情をコントロールできないような瞬間だったんだ。リプレイは一度しか観ていない。それで十分だったよ」

 マティッチが出場停止となったキャピタル・ワン・カップ決勝でトッテナムを破って1冠を獲得したチェルシーだが、チャンピオンズリーグでは決勝トーナメント1回戦で敗退。残されたもう1つのタイトルであるプレミアリーグ優勝は絶対に果たさなければならないとマティッチは語る。

「これから勝たなければならない。今シーズンを良いシーズンとして終えるためには、プレミアリーグで優勝しなければならないんだ。リーグで優勝できれば、キャピタル・ワン・カップも合わせて良いシーズンになる。そうでなければ悪いシーズンだ」

「最後まで難しいということは分かっているけど、マンチェスター・シティにも難しい試合がある。リーグ優勝できれば夢のようなことだよ。優勝したいと思っているし、優勝するべきだ」

 14日に行われた試合でシティが敗れ、優勝に向けてさらに優位に立ったチェルシー。15日にはホームでサウサンプトンと対戦する。


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