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余裕を見せるアンチェロッティ、クラシコのスタメン問われて「GKの起用を悩もうか(笑)」

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 15日のリーガ・エスパニョーラ第27節、レアル・マドリーは本拠地サンチャゴ・ベルナベウでのレバンテ戦を2-0で制した。カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、前半のパフォーマンスへの満足感を表している。

 スペイン『マルカ』がイタリア人指揮官のコメントを伝えた。

「前半は良かったね。良質なインテンシティーとクオリティーを持って試合をコントロールし、決定機を迎えられた。我々は改善されているよ。一方で後半は落ち着いてしまい、横パスを繰り返した。とにかく、チームを改善し続けることにおいて、大切な勝利を手にしたと捉えたい」

 負傷から復帰したMFルカ・モドリッチ、DFセルヒオ・ラモスのプレーについては、次のような見解を示している。

「モドリッチとラモスはチームのために素晴らしい貢献をしてくれた。モドリッチはプレーの質、セルヒオはその意思の強さによってね。(次節に迫った)カンプ・ノウでのバルセロナ戦には、自信を持って臨むことができる」

 また2得点を記録したMFガレス・ベイルと、無得点に終わったFWクリスティアーノ・ロナウドについて語った。

「ベイルはほかの選手と同様に集中していたし、モチベーションにあふれているように見受けられた。またモドリッチはベイルのことを理解しており、多くのチャンスを供給していたね。全員が何をすべきかを理解して、その通りの試合を演じられた」

「一方のクリスティアーノは、勢いのあるプレーを見せていた。先制点はゴールライン上で弾かれた彼のシュートをきっかけとして生まれ、2点目も同じような形だった。彼はその2得点において、決定的な働きを見せていたよ」

 マドリーにとってレバンテ戦はクラシコ前最後の一戦となったが、バルセロナにはマンチェスター・シティ戦が残っている。アンチェロッティ監督は優位な状況でクラシコに臨めるかを問われ、こう返した。

「我々は一週間を通して練習に励めるし、フィジカル的な側面では優位に立っているだろう。しかしバルセロナは3日おきに試合を戦うことに慣れているし、問題はないはずだ」

「今日の後半にチームが与えた印象は危惧すべきだが、クラシコはこの試合とは別物になるだろう。全力を尽くせば、勝利を手にできるはずだ」

 一方でクラシコのスタメンを問われると、GKイケル・カシージャスの起用を明言したGKのポジションで迷っていると冗談を飛ばし、記者たちを笑わせている。

「起用する11人は明確だ。私の気が触れない限り、サプライズはない。今週の練習は難しいものにならないよ」

「サプライズなどないし、チームの構成はすでに決まっているんだ。…じゃあ、GKの起用を悩んでいるよ(笑)」


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