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欧州で苦戦のプレミア、UEFAランクで隆盛著しいドイツに抜かれる 振り返ればイタリアが…

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 イングランドのクラブが欧州の舞台で1チームもベスト8に勝ち残れなかったことは、UEFAランキングに大きな影響を及ぼしそうだ。ドイツに抜かれることが確実になった。ドイツ『シュポルト1』などが報じている。

 UEFAランキングは、過去5シーズンの各国クラブの成績に基づいて算出される。現在、ランキングのトップに立っているのはスペインだ。

 2位につけるイングランドだが、今季は13.571ポイントとなることが確定した。過去5シーズンの合計ポイントは80.391となる。

 一方、バイエルンがCLで、ボルフスブルクがELでベスト8に勝ち進んだ3位のドイツは、現時点で15.000ポイントを獲得。現時点ですでに78.558ポイントとイングランドに迫っており、バイエルンとボルフスブルクの今後の戦いぶりでは今季中にイングランドを抜くことなる。

 また、バイエルンとボルフスブルクがポイントを獲得できなかったとしても、来シーズン開始時にドイツはイングランドを上回ることになる。2010-11シーズンの獲得ポイントが計算外となり、イングランドが62.034ポイント、ドイツが62.892ポイントとなるからだ。

 代表でもワールドカップ制覇を果たしたドイツが見事な隆盛ぶりを見せているのに対し、イングランドはクラブレベルでも一時の勢いを失っている。アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は心配無用との見解を示していたが、新シーズンでプレミア勢が巻き返すか、大きく注目されるところだ。

 なお、首位スペインは今季もここまで16.357ポイントを獲得しており、合計96.142ポイントと盤石ぶりをみせている。

 一方、4位イタリアは今季ここまで、過去5シーズンで最高となる16.166ポイントを獲得。合計67.676ポイントとなっている。来季開始時は56.105ポイントだ。

 UEFAランクで3位までの国は、国内リーグの上位4チームがCL出場権を獲得できる。今季、やや巻き返したイタリアがさらに3位との差を縮めることができるかも、来季の欧州カップ戦で注目されるだろう。

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